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KEK一般公開2025レポート(2)|加速器のロマンと現場猫の気配を追って

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🐾はじめに|Belle Ⅱへ、科学とロマンの交差点

KEK一般公開2025レポート第2弾。
次なる目的地は、粒子加速器の実験施設「Belle Ⅱ」。
現場猫の気配を感じながら、科学の最前線に触れる旅はまだ続く。


🚐キッチンカーとシャトルバス|KEKの“お祭り感”

Belle Ⅱへ向かう前に、敷地内に並ぶキッチンカーに遭遇。
この写真はその様子。焼きそばやかき氷など、夏祭りのような賑わいで、研究施設とは思えないほどの盛況ぶり。
科学イベントって、こんなに楽しいんだ。

構内移動はシャトルバス。これがまた満員。
でも10分おきくらいに来てくれるので、待ち時間はほとんどなし。
KEKの運営力、さすがです。


🏢Belle Ⅱの建物|特撮ロケ地のような非日常感

シャトルバスを降りて目の前に現れたBelle Ⅱの建屋。
この写真がその外観。コンクリートと金属の無機質な構造が、まるで特撮の秘密基地。
後で調べてみたら、仮面ライダーシリーズのロケ地として使われたこともあるらしい。納得。


🧑‍🔬職員の解説|ゴルフ場跡に建てられた加速器

Belle Ⅱの模型の前で、職員の方が丁寧に解説してくれた。
この写真はその様子。話を聞いて驚いたのは、ここが元ゴルフ場だったということ。
敷地の南には今もその名残があるらしい。

立地は関東ローム層の端っこ。民家が少なく、土地も安かったため、ここに決まったそう。
加速器は深さ11メートルのトンネルを露天掘りして埋め戻して作ったという話も、スケールの大きさに圧倒される。

そして、日本初のホームページを作った理由が「世界の研究機関との情報共有を迅速に行うため」だったという話も印象的。
科学の進歩は、こうした“つながり”から生まれるんだなと実感。


🔧Belle Ⅱの内部|紫の機材とスマホ落下注意

今回の一般公開は、メンテナンスと日程が重なったため、普段は見られない部分も特別に公開されていた。
この写真がその紫の機材。巨大な装置の一部がむき出しになっていて、まさに“研究の現場”という感じ。

見学は4階部分の通路のみ。この写真は「スマホ落下注意」の注意書き。
下には降りられないけれど、見下ろすだけでも十分に迫力がある。


🖥️オペレーションルームと展示|雑多な空間に宿る熱量

Belle Ⅱのオペレーションルームも窓越しに見られた。
この写真がその様子。モニターや配線が雑然と並ぶ空間に、いかにも「研究所」らしい雰囲気が漂っていた。

展示コーナーでは、職員の方が熱く解説してくれていた。
この写真はその展示の一部。科学者の情熱が伝わってくる瞬間だった。


🧪展示室へ|特注機材に宿る“実験のロマン”

Belle Ⅱの建屋の正面には展示室があり、そこにも立ち寄った。
この写真は展示室の機材たち。Belle Ⅱで使っている、またはかつて使っていた実験器具が並んでいる。

驚いたのは、どれも既製品ではなく、実験のために自分たちで作った特注品ばかりだということ。
仮説を立てて、自分たちで機材を用意して、実証実験を行う──その姿勢に、科学のロマンを感じた。


✅まとめ|Belle Ⅱは“人が作る科学”の象徴だった

Belle Ⅱの見学は、想像以上にスケールが大きくて、圧倒されっぱなしだった。
でもそれ以上に、「人が考えて、人が作って、人が動かしている」ということが伝わってきて、科学ってやっぱり人間の営みなんだなと感じた。

現場猫はまだ見つけられていないけれど、科学者の遊び心と猫愛はあちこちに感じられる。
次回はK2K前置検出器編。現場猫との遭遇はあるのか──続きもどうぞお楽しみに。

コメント

  1. たけ より:

    さあて、現場猫はどこに居る!!
    昨年は、あの部屋とあの現場に居ましたが……今年は何処に♪ワクワク

    • みお みお より:

      コメントありがとうございます!
      その“あの部屋とあの現場”……分かります、私も去年の目撃情報を頼りに探してみたんですが、今年はなかなか手強いですね(笑)
      Belle Ⅱの展示室や売店の周辺を重点的にチェックしたんですが、現場猫の気配はあるのに姿が見えず……!
      でも、科学者の“ヨシ!”な空気はあちこちに漂っていて、まるで現場猫が見守ってるような感覚でした。
      来年こそは、また新たな“潜伏スポット”を見つけたいですね!
      一緒に現場猫ハンターしましょう〜ヨシ!

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