
🐾はじめに|「現場猫」と「仕事猫」、どう違うの?
SNSやグッズでよく見かける「現場猫」と「仕事猫」。
どちらも「ヨシ!」の指差し確認ポーズが印象的ですが、実は誕生の経緯も使われ方もまったく違います。
この記事では、現場猫と仕事猫の違いを初心者にもわかりやすく解説。
それぞれの魅力や使い分けポイントも紹介します。
🏗️現場猫とは?|ネットミームから生まれた“現場の象徴”
「現場猫」は、2017年頃に匿名掲示板「ふたば☆ちゃんねる」で流行したインターネットミームです。
元々は、イラストレーターくまみね氏が描いた「電話猫」の顔に、工事現場の作業員のような胴体やヘルメットを合成したコラージュ画像が発端。
この猫は、不十分な安全確認をして「ヨシ!」と指差しする姿が特徴。
焦った表情やずさんな確認が、職場あるあるや皮肉としてSNSで広まりました。
- 黄色のヘルメットをかぶっている
- 無責任な「ヨシ!」がネタとして使われる
- 反面教師的な存在として親しまれている
🧑💼仕事猫とは?|現場猫を逆輸入した公式キャラクター
出典:動くぞ!仕事猫 – LINE スタンプ
「仕事猫」は、現場猫の人気を受けて、くまみね氏自身が公式キャラクターとして描き直したものです。
元ネタの「電話猫」をベースに、正しく安全確認を行う姿を描いています。
仕事猫は、白いヘルメットをかぶり、真面目に「ヨシ!」と指差し確認をする姿が特徴。
企業とのコラボやグッズ展開も多数行われており、啓発的な存在として活躍しています。
- 白のヘルメットをかぶっている
- 正しい安全確認をするキャラクター
- グッズ化・企業コラボなど公式展開が豊富
(以下、くまみね工房: 現場猫に関する解説より抜粋)
つまり、電話猫を描いたのは私。
それがコラ(コラージュ)された現場猫をパクって描いたのが「仕事猫」(現場猫の一種)です。
このパクリは違法か?というと、一次著作者なので二次著作者と同じ権利を使えるというトリックベント的なやつで実際合法です。
かといってスマートなやりかたでもないし、考えた人すごいなと思ってるので、現場猫という名前を使わない感じでやってます。
現場猫という名前はああいう猫の総称になりつつあったし
考案してないのに考案者だと思われるのもいやだったので、仕事猫って名前にしました
(一時期は「仕事猫現場」という名前にしていましたが、長いのでやめました。(俵星玄蕃【たわらぼしげんぼ:忠臣蔵を題材にした講談に登場する想像上の人物】と似てるかなと思ってつけた))
大きなくくりで現場猫がいて、私が描いた現場猫を、私は「仕事猫」と呼ぶ感じです。
基本的には白ヘルが仕事猫だけど、中災防(ヨシだ君がいるところ)の仕事の場合は黄色ヘルに緑十字を使っています。(ヨシだ君が黄色ヘルを使っているのでいいかなと思って)
あとコラに関して、現場判断でやってくれというスタンスは変わらないです。
🔍現場猫と仕事猫の違いまとめ
項目 | 現場猫 | 仕事猫 |
---|---|---|
元ネタ | 2017年頃に匿名掲示板「ふたば☆ちゃんねる」で流行したインターネットミーム。 | イラストレーター・くまみね氏が描いたキャラクター。 |
指差し確認 | 無謀でずさんな状態で安全確認をして「ヨシ!」と言う、皮肉やネタとして使われる。 | 正しく安全確認を行う、安全啓発の啓蒙として使われることが多い。 |
ヘルメット | 黄色のヘルメットをかぶっている。 | 白のヘルメットをかぶっている。 |
役割 | 反面教師的な存在。 | 啓発的な存在。 |
派生 | ミームとして広まる中で、元のイラストを改変したコラージュなどが多数作られた。 | グッズ化や企業とのコラボレーションも多数行われている。 |
🧵使い分けのポイント|“ヨシ!”の意味が変わる
元々は、くまみね氏が描いた「電話猫」のイラストに、インターネット上でフリー素材の工事作業員の画像を合成したものが「現場猫」として広まりました。
その後、元ネタのくまみね氏が、正式なキャラクターとして「仕事猫」を生み出したことで、両者は明確に分かれるようになりました。
- 無責任で危険な状況を皮肉るとき → 「現場猫(黄色ヘルメット)」
- 真面目に安全を呼びかけるとき → 「仕事猫(白ヘルメット)」
SNSやブログで使い分けることで、投稿のニュアンスがより伝わりやすくなります。
出典:X からあげのるつぼさんの投稿
✅まとめ|“ヨシ!”の世界をもっと楽しもう
「現場猫」と「仕事猫」は、同じ「ヨシ!」ポーズでも意味がまったく違います。
それぞれの背景や使われ方を知ることで、もっと楽しく活用できるはず。
あなたはどちら派?両方の魅力を取り入れて、“ヨシ!”な日常を楽しみましょう!
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