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KEK一般公開2025レポート(1)|現場猫と科学の交差点を巡る旅

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🐾はじめに|現場猫を探して、科学の聖地へ

「KEKに現場猫がいるらしい」──そんな噂を聞いたのは、春先のこと。
仕事猫ファンとしては見逃せない。しかも、KEKは日本初のホームページを配信した場所でもあり、Belle Ⅱという粒子実験施設も見学できるという。これはもう、行くしかない。

ただし、事前情報では「1日で全部回るのは無理」とのこと。
そこで今回は、KEK公式が案内している「初めての人向けコース」をベースに、現場猫を探しながら科学の世界をのぞいてみることにした。

※KEK一般公開についてはこちらの記事もご覧ください。


🚌つくば駅からKEKへ|送迎バスは満席!意外な客層も

つくば駅に着いたのは11時ごろ。駅前の送迎バス乗り場にはすでに長蛇の列。
親子連れや年配の方はもちろん、女子中学生のグループまでいてびっくり。科学って、こんなに幅広く人を惹きつけるんだなと実感。

バスは満席だったけれど、なんとか乗り込んでKEKへ。
車窓から見える緑の並木道が、ちょっとした遠足気分を盛り上げてくれる。


🍛KEK食堂でランチ|ヒレカツカレーと物価の優しさ

現地に着いたらまずは腹ごしらえ。
KEKの食堂は一般公開に合わせて開放されていて、カレー500円、焼きそば400円と、全体的に優しい価格設定。私はヒレカツカレー(650円)を選択。

この写真はそのヒレカツカレー。濃いめの味付けで、研究者のエネルギー源って感じ。
食堂の全体がどこか昭和レトロな雰囲気が漂っていて、研究所の食堂ってこういう感じだよね…と妙に納得。


🏪売店&展示探索|KEKラベルの日本酒と物理系ミニ四駆

食後は職員会館の売店へ。
ここ、普通のコンビニみたいな品揃えで驚いた。お菓子や飲み物はもちろん、なんと「紬美人 KEKラベル」の日本酒まで売っている。帰りに買って帰ろうと心に決める。

展示コーナーでは、超ニコ四駆優勝マシンがドーンと登場。

この写真がそのミニ四駆。物理学の力で優勝したのか…?と妄想が膨らむ。KEKの本気、侮れない。


🖥️国際交流センター|目的①達成!日本初のホームページ配信PC

続いて向かったのは国際交流センター。
ここで、今回の目的のひとつ「日本初のホームページを配信したコンピューター」に出会えた。

この写真がそのレトロPC。1990年代の空気感がそのまま残っていている。
同じ部屋にはノーベル賞メダルの複製や、スーパーカミオカンデの電球なども展示されていて、科学の歴史を感じる空間だった。

この電球の写真は、夏に”ひだ宇宙科学館 カミオカラボ”を訪れたときの記憶を呼び起こしてくれた。
なんだか運命的なつながりを感じて、K2K前置検出器も見に行こうと決める。


🧪科学と人の温度感|霧箱とお父さんの熱い解説

展示の中で特に印象に残ったのが、「見えない放射線をとらえる霧箱」。
この写真はその霧箱の様子。霧箱を前に子どもに熱く語るお父さんの姿があった。

「これはね、放射線が通った跡なんだよ」
その言葉に、子どもが目を輝かせていた。科学って、こうやって受け継がれていくんだなと、ちょっと感動。


🐱猫グッズと科学者の遊び心|現場猫はまだか?

売店の展示には、猫モチーフのグッズが多数。
現場猫や仕事猫を思わせるイラストもちらほら。これは…目的に近づいている?

中でも驚いたのが、ノーベル賞学者2名のサイン入りキティちゃんTシャツ。
この写真がそのTシャツ。売り物ではないけれど、科学者の遊び心と猫愛が詰まっていて、思わず笑ってしまった。


🚶‍♀️次はBelle Ⅱへ|加速器の世界へ足を踏み入れる

次の目的地はBelle Ⅱ。
粒子加速器の世界なんて、普段はなかなか触れることがない。
現場猫イラストとの遭遇はあるのか──次回に続きます!


✅まとめ|KEKは科学とユーモアが共存する場所だった

今回のKEK一般公開2025、目的のひとつ「日本初のホームページ配信PC」は無事達成。
食堂のヒレカツカレー、売店の日本酒、展示のミニ四駆、そして霧箱とお父さんの熱い語り──どれも印象深くて、科学が“人の営み”として根付いていることを感じました。

現場猫との遭遇はまだだけど、Belle Ⅱ見学とK2K前置検出器探索は後編でじっくりレポートします。
次回もどうぞお楽しみに!

コメント

  1. たけ より:

    おおお!見学されたんですね!
    昨年は見られなかったBelle Ⅱ
    残念ながら行けなかった……(泣

    • みお みお より:

      わ〜!コメントありがとうございます!
      昨年はBelle Ⅱ見られなかったんですね…それは悔しい(泣)
      今年はメンテナンスと公開日が重なったおかげで、普段見られない部分まで特別公開されていてラッキーでした✨
      紫の機材がむき出しになってる姿、まさに“研究の現場”って感じで圧倒されました…!

      来年も公開されることを願って、ぜひリベンジしてほしいです!
      そのときは現場猫も探しましょう〜ヨシ!🐱

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